レインボーシックス シージ

“レインボー”——それは、GSG 9（ドイツ）、Spetsnaz（ロシア）、GIGN（フランス）、SAS（イギリス）、FBI SWAT（アメリカ）、これら世界の名だたる特殊部隊から選抜された精鋭からなる、対テロ専門のチームである。

　そんな精鋭ぞろいの多国籍特殊部隊“レインボー”の対テロ作戦を描く、トム・クランシー原作の『レインボーシックス』シリーズ。前作『レインボーシックスベガス 2』から7年を経て新生した本作『レインボーシックスシージ』は、そのタイトルどおり“シージ（包囲作戦）”をテーマとし、建物内での近距離戦闘に特化した内容となっている。

シングルミッション”は、レインボーと細菌兵器を用いる白装束のテロリスト“ホワイトマスク”の戦いに焦点を当てた、1人用のゲームモードだ。ミッションは11種類が用意されており、バリエーション豊かな戦いを堪能できる。

　なお、本作に従来作のようなキャンペーンモードは存在しないものの、テロリストの謎や司令官（シックス）の過去に迫る濃厚なシナリオがこのモードで展開する。

FPSで一番白熱するゲームモードと言えば、もちろんオンラインマルチプレイでのPvP。ワンマッチがスピーディで、ユニークなプレイアブルキャラクターが数多く登場する本作は、PvPに特化していると言っても過言ではない。

　本作にはボイスチャットやマーキングで視覚的に仲間を誘導する機能などのコミュニケーション手段、マッチに参加していないプレイヤーも三人称視点でゲームプレイを観戦できる“Spectator Cam”など、マルチプレイをより楽しめるさまざまな要素が搭載されている。対AI戦以上に予測不可能なシチュエーションが巻き起こる、灼熱の対人戦に突入しよう。

これは本格的だ。

ゲームもここまできたか。